約 2,656,578 件
https://w.atwiki.jp/swordart-online/pages/2.html
メニュー トップページ 公式HP 商品情報 作品概要 スタッフ OP/ED 関連リンク 簡易年表 登場人物SAO主要人物 ALO主要人物 GGO主要人物 UW主要人物 アインクラッド フェアリィ・ダンス ファントム・バレット アリシゼーション 用語集SAO設定 ALO設定 GGO設定 UW設定 SAO組織 ALO種族・組織 UW種族・組織 SAO階層 ALO主街・領地 UW地域 SAOモンスター ALOモンスター SAO武器・防具・アイテム ALO武器・防具・アイテム GGO武器・防具・アイテム UW武器・防具 ソードスキル(SAO) 魔法(ALO) 神聖術(UW) よくある質問 各話・説明、補足(SAO) 各話・説明、補足(ALO) 各話・説明、補足(GGO) 各話・説明、補足(UW) SAO時系列 ALO時系列 GGO時系列 UW時系列 【Extra Edition】 EE登場人物 EE武器・防具・アイテム EEモンスター 魔法(EE) ソードスキル(EE) EE時系列 説明、補足(EE) EE設定 【外伝】 キャリバー あらすじ(CAL) CAL登場人物 CAL武器・防具・アイテム CALモンスター 魔法(CAL) ソードスキル(CAL) CAL時系列 各話・説明、補足(CAL) CAL設定 マザーズ・ロザリオ MR主要人物 マザーズ・ロザリオ MR武器・防具・アイテム MRモンスター 魔法(MR) ソードスキル(MR) MR時系列 各話・説明、補足(MR) MR設定 2ちゃんねる掲示板テンプレ 過去ログ AA SAO アインクラッド編(1期1st) ALO フェアリィ・ダンス編(1期2nd) EE Extra Edition編(特別編) GGO ガンゲイル・オンライン編(2期) CAL キャリバー編(2期) MR マザーズ・ロザリオ編(2期) UW アリシゼーション編(3期) 快適な閲覧には 1280×980程度を推奨。 +wiki編集関連 wiki編集関連 編集ガイド @wikiヘルププラグイン メニューを編集 来訪者数 今日 - 昨日 - 累計 - ここを編集 メニュー改定案 (アニメシリーズごとにまとめてみた) トップページ 公式HP 商品情報 作品概要 スタッフ OP/ED TV放送/Web配信(トップページから古いやつを消そうかな・・と) 関連リンク 簡易年表 よくある質問 SAO アインクラッド編(1期 1st) ALO フェアリィ・ダンス編(1期 2nd) EE Extra Edition編(特別編) GGO ガンゲイル・オンライン編(2期 1st) CAL キャリバー編(2期 2ndの前半) MR マザーズ・ロザリオ編(2期 2ndの後半) OS オーディナル・スケール編(劇場版) UW アリシゼーション編(3期) SAO アインクラッド編(1期 1st) SAO時系列各話・説明、補足(SAO) SAO主要人物その他のSAO登場人物 SAO組織 SAO設定SAO階層 SAOモンスター SAO武器・防具・アイテムソードスキル(SAO) ALO フェアリィ・ダンス編(1期 2nd) ALO時系列各話・説明、補足(ALO) ALO主要人物その他のALO登場人物 ALO種族・組織 ALO設定ALO主街・領地 ALOモンスター ALO武器・防具・アイテム魔法(ALO) EE Extra Edition編(特別編) (ページ未作成・SAO/ALOの総集編+追加要素) EE時系列説明、補足(EE) EE登場人物 EE設定EEモンスター EE武器・防具・アイテムソードスキル(EE) 魔法(EE) GGO ガンゲイル・オンライン編(2期 1st) GGO時系列各話・説明、補足(GGO) GGO主要人物その他のGGO登場人物 GGO設定 GGO武器・防具・アイテム CAL キャリバー編(2期 2ndの前半) あらすじ(CAL)CAL時系列 各話・説明、補足(CAL) CAL登場人物 CAL設定CALモンスター CAL武器・防具・アイテムソードスキル(CAL) 魔法(CAL) MR マザーズ・ロザリオ編(2期 2ndの後半) MR時系列各話・説明、補足(MR) MR主要人物その他のMR登場人物 MR設定MRモンスター MR武器・防具・アイテムソードスキル(MR) 魔法(MR) OS オーディナル・スケール編(劇場版) UW アリシゼーション編(3期) (2019放送中・ページ未作成) UW時系列各話・説明、補足(UW) UW主要人物その他のUW登場人物 UW種族・組織 UW設定UW地域 UW武器・防具神聖術(UW) 2ちゃんねる掲示板テンプレ 過去ログ AA 快適な閲覧には 1280×980程度を推奨。 +wiki編集関連 wiki編集関連 編集ガイド @wikiヘルププラグイン メニューを編集 来訪者数 今日 - 昨日 - 累計 - ここを編集
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/2118.html
■モルゲンステルン Ⅰ 先端に棘のついた球状の打撃用の杖。HP+19 Ⅱ 竜の鱗から力があふれ出る棍棒。TP+30 ドイツ出身の打撃武器。長い柄の先に棘の突いた金属の槌頭がついている。英語圏に伝わった際に名称が英語読みのモーニングスターとなった。 明けの明星、という意味。 ゲームだとモーニングスターは鎖に鉄球のもの、モルゲンステルンだと棒に鉄球のものが多い。 新 いくつもの刺が放射状に突き出した砂目魚の水晶体を先端に取り付けた、打撃用の杖 。 モルゲン捨てるん 新だとHP+50 TEC+3と、とんでもないHP補正を持ちながらもTEC型の杖。新1はHP盛ろうと思えばメチャメチャに盛れるので術師でも見違えるほどタフになる 同時期にロイヤルリングや世界樹の指輪といった良質なTPアクセも解禁されるため、TPが伸びない欠点を感じさせない 新1にはこれ以降も、高い武器攻撃力・HP補正・TEC補正を兼ね備えた、殴りメディに使えと言わんばかりの杖装備がちらほら販売される。しかし、新1の殴りメディ自体がやや地味な性能であまり使われることが無い。最強装備ポジの殴り杖も無いために伸びしろも小さい グラフィック的には4の逆毛フォトが持つ得物と同じ。別名はホーリーウォータースプリンクラー(聖水撒き器)だが、逆毛フォトが撒くのは鮮血と脳漿のような気がする。 コメント
https://w.atwiki.jp/actors/pages/16418.html
ユルゲン・プロホノフをお気に入りに追加 ユルゲン・プロホノフのリンク #blogsearch2 ユルゲン・プロホノフとは ユルゲン・プロホノフの83%は鍛錬で出来ています。ユルゲン・プロホノフの12%は大人の都合で出来ています。ユルゲン・プロホノフの5%は時間で出来ています。 ユルゲン・プロホノフ@ウィキペディア ユルゲン・プロホノフ ユルゲン・プロホノフの報道 gnewプラグインエラー「ユルゲン・プロホノフ」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 ユルゲン・プロホノフのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ユルゲン・プロホノフの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ユルゲン・プロホノフ このページについて このページはユルゲン・プロホノフのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるユルゲン・プロホノフに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/atmemo/pages/91.html
製造/釣具 釣具 + 製造単価の目安 製造単価の目安 基本は固定価格での製造、材料を製造した方が安い場合、()内に表示 アイテム交換所にしかないアイテムは[大地の元素の破片]を基準に計算 画像 アイテム名 条件 作業量 生産単位 材料 製造単価 備考 堅い釣り糸 釣具Lv.40 83,000(EXP 1,660) 20 五色の糸束接着剤普通の五色布 2002050 206,750G アイテム情報 堅い釣り針 釣具Lv.42 41,800(EXP 836) 20 アダマンティウム大きな獣の骨 20100 175,000G アイテム情報 アルバート印の特製餌 釣具Lv.46 71,600(EXP 1,432) 100 肉まん焼き豚ごま油 35035050 7950G(1,020G) アイテム情報 チタニウムの釣竿 79,600(EXP 1,592) 10 チタニウムニッケル堅い釣り糸堅い釣り針海の元素 22010202 - アイテム情報 ▲ページTop コメント 新しいコメントは上部に表示されます。 ラジオボタンにチェックすることでチェックされたコメントへ返信します。 最新の5件を表示しています。コメントページを参照? 名前 ▲ページTop
https://w.atwiki.jp/gta5sao/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/269.html#id_bf9eaeba たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9158.html
唯「そ、そんなの分からないよ……」 梓「アハハハ、やっぱり唯先輩じゃ分からなかったですかね?」 憂「ドッペルゲンガーさん、前からお姉ちゃんの事を知っているような言い方だけど」 憂「あなたはいつからいたの……?」 梓「教えないよ、答えが出せなかったあなた達の負け」 梓「教える必要もないよね?」 梓「でも、かわいそうだから二つ教えてあげるよ」 梓「私は中野梓でもあるの」 梓「記憶は入れ替わりが起きたときにぜーんぶ私にも入るって事」 梓「だから "唯先輩" なんだよ」 唯「あんたなんかあずにゃんじゃない! あずにゃんを返せえええ!!」 梓「目の前にいるじゃないですか、全く……」 梓「どう? 本物っぽいでしょ?」 憂「梓ちゃんの体で……これ以上遊ばないで!!」 憂「私たちの友達の、梓ちゃんを返してよ……」 梓「あーそうだった、もう一つのイイコト教えてあげる」 梓「元の中野梓は生きているよ」 唯「え!? あずにゃんは生きてるの!?」 梓「うん、いいことでしょう?」 憂「嘘じゃ……無いよね」 梓「まー付け加えるとしたら、もう二度と人に認識されないってことかな」 唯「……え?」 梓「私たちドッペルゲンガーと入れ替わった人間はね、影になるんだよ」 憂「影……?」 梓「本来だったら時間を掛けて影になっていくんだけどね」 梓「でも入れ替わりがばれちゃったから私諸共消えちゃう」 唯「そ、そんな……あずにゃんを、私達のあずにゃんを返してよ……」 梓「ちょっとお喋りが過ぎたかなぁ」 梓「じゃあそろそろ、お別れの時間ですね」 梓「さようなら "唯先輩" それと "親友の憂"」 梓「あはは♪」 あとがき 梓「どうでしたか? ドッペルゲンガー」 梓「あなたは同じようなこと、なったことありませんか?」 梓「友達に言われたことありませんか? 昨日~~で見かけた等、そんな些細な事ですよ」 梓「本当にそれは他人でしょうか?」 梓「もしかしたら、ね」 梓「あなたの周りは大丈夫ですか?」 梓「もしかしたら、ね」 梓「意外とすぐそばにいるかもしれませんよ」 梓「ああ、もしかしてあなた」 梓「入れ替わりした後だったりしますか?」 梓「それならばれないように頑張ってくださいね」 梓「私みたいに愉快な殺人者となってしまうかもしれませんからね」 梓「それではそろそろ失礼します」 梓「またどこかでお会いできたら、その時は中身が変わっているかもしれないですけど」 梓「さようなら」 戻る 補足 ※ 35 唯「じゃあ私はこっちだから、またね~♪」 梓「はい、お疲れ様です」 唯「あずにゃんバイバーイ!」 あんな大きな声を出して……こっちが恥ずかしいよ 私は唯先輩に手を振り、違う道を進んで行った 梓「ドッペルゲンガー……かぁ」 梓「ダメダメ! あんなの都市伝説だよ都市伝説!」 帰路につく足取りは少し早めだった 梓(もし見ちゃったら、私どうなるんだろう……) ※ 36 またまたつぎのひ! 律「よ! って梓か」 梓「なんですかそれ……」 律「いやあ……皆掃除当番だったからさ」 梓「あれ? そうなんですか?」 律「ああ」 律「そんな事より昨日は大丈夫だったか?」 梓「へ?」 律「ドッペルゲンガーだよ」 梓「まだ言ってたんですか……はあ……」 梓「もうその話やめましょうよ、都市伝説ですよ?」 律「いや、強ちそうとも言えないかも」 ※ 36以降梓の地の文が出てこないから ※ 35と 36の間に入れ替わったみたいな
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/1274.html
侘助 ティウ 組織名はいい加減。でも類するものはあるはずだとおもう。 魔族は急速に帝國的に社会を自己構成しているだろう、と言う事で。 彼は、機神格納庫の、開け放たれた大扉へと、小走りに進んでゆく。 マルクスには、彼のその背はまるではじめて見つけた鳥の姿を駆けて追いかけようとする少年のように思えた。 それまでの冷ややかな、というより冷笑的にすら見えた面からは、思えぬようなふるまいだった。マルクスは、その姿を追って石畳を踏み、歩いてゆく。 扉の奥の影の中には鑓の機神が座している。この格納庫と、その隣に作られた工房は、最初のレオニダス公によるものだ。石造りの座があり、そこに腰かけるように鑓の機神が在る。他の機神らとは全く違う異形の機神だった。その体は細身だが、背後に体の倍ほどの幅有る負い物を持っていた。その負い物こそが、鑓の機神の実体で、機体そのものは乗り手との類感を保つだけに過ぎないのでは、とマルクスはひそかに疑っていた。負い物は鳥を思わせるもので、その形の通り、飛ぶための何事かを果たしているものらしい。背からは頭の上にかぶさり、さらに前に長く長く伸びた鳥の首のようなものもある。 実のところ、それぞれの機神についてはともかく、機神と言うもののありようを解しているものはそれほど多くは無い。機神は一国の後ろ盾となるほどの力を持つものであり、また帝國にあっては乗り手を一門宗主とならしめるほどのものでもある。それ故に、機神に触れられるものは少ない。だが機神にも機神工部は要り、機神工部も突き詰めるなら魔術師としての力を持つものでなければならない。機神と一門と魔術は着かず離れず、しかし互いをそれぞれに必要としあっている。 公爵家にもかつては機神工部があり、抱えられてもいたが、機神の継承者が現れぬ間に、いつしか形だけの世襲となり、機装甲工部としてならともかく、機神工部としては心もとない。また公爵家の工房も今では形だけであり、別に作られた機卒工房のほうが盛んなありさまだ。公爵家の機神復活とはいっても、機神あるというだけで、その他のことはこれからなのだ。ましてや帝國軍部隊に準じて動くことなどできない。 あの機神工部は、うまくやれるだろうか。ゴーラ戦争までわずかな時しか残されていない。採れる手は次第に少なくなってゆく。 少年のような軽い足取りで行く機神工部は、楽しくて仕方ないという風に機神を見上げ、鳥の首の意匠を見上げる。それはやがて機神の本当の頭、思っているより細身に作られた人の形の頭へと続いてゆく。その付け根と一つに合わさり兜のようにも頭巾のようにも見えるのだ。負い物は頭から肩、さらに背に掛け広がる。肩よりさらに左右に伸びたところは翼のようにもなっている。 そして彼は、不意にマルクスを見た。彼は口元を歪めてみせ、そして腰に手を当て、軽い口調で言う。 「これが、空飛ぶ機神、ね」 「そうだ」 歩み寄りながらマルクスは応じる。彼の機神工部の名をティウという。 うねる癖ある黒髪で、ずいぶん白髪が混じっていて、遠目には灰色にも見える。をもち、また同じようにうねって捻じれる角を左右に生やしている。マルクスを見る瞳の中もまた魔族を示す三角形の虹彩となっている。その瞳が、軽く細められる。見せるつもりの無かったところを迂闊に見せたと気付いたかのように。年のころは四十と聞いていた。彼ら魔族は、惑うことなき年頃と言うらしい。 ティウは、先に結ばれた約定により、魔族大公領より使わされてきた上級魔族の工部だった。彼が身に着けている服は、エドキナ大公のような帯布を合わせた服ではなく、帝國でも普通に見るたぐいのふつうの服だった。やせ形で、背が高く、地黒で、冷笑的だった。 だがその力については、魔族大公から推されるくらいのものではあるらしい。この計画は、彼一人で行えるものではないが、計画全体を見渡して采配を振るえるものが要る。マルクスはそのティウへと言う。 「判っているだろうが、君はまだ選ばれたわけではない。この場は君に与えられた試しの一つだ。行うべきことを知らされ、行うべきところで、それを示す」 ティウは口元を歪め、上目づかいにマルクスを見返す。 「言われなくても判っていますよ。公爵伴侶殿下」 もちろんティウが従って見せるのは、公爵家の権威へではなく、エドキナ大公への従属からだろう。あるいはここでの仕事を上首尾に終わらせたあとに受けるはずの報酬からかもしれない。上手くゆけば、レオニダス女公爵その人が擁護者となり、またケイロニウス一門には加われないにしても、レオニダス公爵家より苗字を与え、郎党の扱いとなる。また彼が機神工部親方となることは、公爵家を利することでもあり、その後押しも行う。いずれも好く進んだときのことだ。彼がしくじれば捨扶持飼い殺しとなる。 エドキナ大公の面目を潰すことが、どれほどのことなのか、魔族ではないマルクスにはよくわからない。ティウは頭に手を当てて、唸るようにし、どう言ったものだか、と聞こえよがしに言って見せる。 「あんな機神は他にはない。しかも俺は、ここに来るまであれがどんなものなのかも知らなかった。あれは見ての通り、他の機神や邪神鎧とはかなり違う」 「見た通りだな」 「形はそれぞれに与えられた役割が顕現したものだ」 本当に判っているのかと言いたげに、ティウは腰に手を当てる。 「思っていたよりも結界発生器が大きい。背中の結界発生器は、これまでに見たことのない大きさだ。あれは魔力放出よりも、結界系の作用の方が大きいはずだ。鳥の首みたいなのや、翼のようなものも、おそらく誘導系だろう」 「それはわかった。続けろ」 ティウは疑わしげに、けれど慎重に続ける。マルクスが解しているかどうかを探るようにして。 「誘導系は、結界の増幅進展能を果たす。魔力増幅器というのはつまるところ、魔力の共振によって成り立つんだ。共振回路って言うのは精密でわずかな狂いが、大きな損失をもたらす。機神級の魔力装置で、回路内損失を起こせばどうなると思う」 「魔力的に自壊する」 マルクスは応じる。ティウはうなずき返す。 「共振系は複雑微妙なものだ。まずその関わりを明らかにしなければ、模造に過ぎない。模造では力を振るえない。機神は損傷を避けるために、振るえる力を自ら押さえ、自ら改変修復しようとする。要するに機神自体の自己回復力にゆだねなければならなくなる」 だが、とティウは両手を広げて見せる。 「それでは意味が無いんだろう」 「その通りだ」 「ならばできるだけ精度の高い検証回路を作るしかない。機神を自治領の工廠へ持ちこんで、そこで仮想筐体を作り・・・・・・」 「だめだ」 マルクスは声を上げて退ける。 「鑓の機神を相解析したものを、公爵領の外に持ち出すことなど許さない」 「無理を言うな」 腕を振ってティウは退ける。 「共振相に基本的なズレが生まれてしまえば、修正では直せないんだ。それに検証回路は精密で、十分に隔離された魔術真空結界でなければならない。こんなところに新しい工房を作ってやるつもりか?百年かかる」 「つまり?」 「自治領の工廠ならば、大型で精度の高い真空結界がある。それに工廠で調査を行えば、その成果は直接、生産工程に反映できる。これを実機で検証して、回路を校正して、その後に生産工程を立ち上げて、実生産品を検証校正して、生産工程を修正する。一年まるまるあってもギリギリだ」 そんなことが出来れば、初めからそれをやっている。 「それは駄目だ。検証はここで行う」 「無理だ」 ティウはもはや手を振るうようなことすらしなかった。腕組みをして、上目使いにマルクスを静かに見る。 「部材の精度が保証できない。しかも自治区工房で作ったものをこちらに回すんだ。修正できないものはすべて役立たずだ。送り返すしかない。どれだけ手間がかかるか判るか。それが気に入らないならおれを頸にしろ」 「本当に首を掛けて言ってるんだな」 「もちろんだ」 「このまま大公領に帰れると思うか」 「どっちにしても同じだ。出来ないことを引き受けて往く当てをうしなうことと、出来ないことを出来ないと言ったがゆえに往く当てを失うことを選べと言われれば、俺は出来ないと言う」 「わかった。では鑓の機神を大公領へ送る。もちろん私も行く。そのために、短い間でそれが終わるようにするんだ」 「・・・・・・」 ティウは唸るように口をつぐみ、それから頭を振る。 「無茶苦茶を言うな。調査だけでなく、生産工程の構築も行う。その校正のためにも実機が要る。どれくらい時を費やすかわかってるのか、あんたは」 「俺は機神から離れられないし、帝都と北方からも離れられない。そのために君が要る。それができるものとして大公殿下の推挙を受けたと理解している」 「・・・・・・」 ティウは強くマルクスを見つめ返す。ほとんど睨むほどに。 「その君が要るというなら、どれだけ金がかかっても、何ををしても、何を使っても構わない」 「本気か?」 「もちろん」 「ならば自治区第一工廠の研究部と、自治区工部学校の援助を得たい」 「・・・・・・大きく出たな」 「あんたは、俺に命を賭けろと言ってるんだ。やってやろうじゃないか。ただし」 ティウは言った。 「それはあんたが出来ることの中でだ」 それが、エドキナ大公の権力の多くを使う事だと、判って言っているのだろう。 まったくもって、舐めたことをしてくれる。ティウは無理な仕事と見切ったのかもしれない。 マルクスはそう思いながら、考えを巡らせていた。鑓の機神に与えられている皇帝からの保護、近衛騎士団の要請をもって動かし得る皇帝工廠と、その要請の通用する範囲。エドキナ大公とノイナとの間に交わされた約定と、エドキナ大公にノイナから行いえる要請の範囲とを。 マルクスは、すでにあるものを前例があるように使えばいい。機神黄金龍の機密を守りながら、黒の龍神と黒の二の開発は行われた。もちろんそれは、レイヒルフトがその力を縦横に振るってのものだ。マルクスにも公爵家にもその力は無い。ただ、黒の龍神の開発ほどのことはしなくていい。それよりずっとささやかで小さなものだ。ただしそこに明らかにするものが、鑓の機神の仔細であることは変わらない。それをいかに守るかということだ。 放っておけば借りはいくらでも増えてゆく。 「わかった。ティウ。お前の求めるものは、満たしてやる。ただし時と引き換えになるものだけだ」 借りで済むだけまだましかもしれないな、と思いながら、マルクスは言った。 公爵家と鑓の機神は、少なくとも帝國の権力を借りだせはするのだから。
https://w.atwiki.jp/gta5sao/pages/3.html
更新履歴 取得中です。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/sao2ch/pages/3.html
更新履歴 取得中です。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/sao-cr/pages/7.html
フレンド募集をする前に コメント欄での【煽り、叩き、晒し、荒らし】を禁止します。 このページではフレンド募集のみを行なってください。 名前 コメント